猫つり

2000年生まれの男の子。
グレイと同じ時に保護した4匹の中で一番最後にやっとのことで捕まえました。手が入らない塀のすきまに小さくうずくまっていたので捕獲をあきらめかけたのですが、一匹だけ残すのもカワイソウになり、まるで魚を釣るようにサオの先にエサをつけて釣りあげたのでした。この時すでに大きな猫を2匹飼っていた我が家、この夜から6匹の猫と暮らすことになったのでした。

ドラゴン「アッシュ」

そのうちの2匹は知り合いに引き取られ今も幸せにくらしています。アッシュは結局里親にめぐりあえず、我が家で暮らすことになったのでした。でもこれは彼にはナイショです。ロック・バンド「ドラゴンアッシュ」からとったアッシュというかっこいい名前があるのですが、その風貌から「サバオ」というニックネームがつきました。そんな彼ですが、5匹の中で一番のひざ猫です。スキあらばところかわまず当然のようにヒザに乗ってきます。寒いときには重宝してます。

問題児

ノラの時、グレイと一緒に抱き合って寂しさ、怖さを耐えていたのでしょう、今でもグレイとの仲は危険なほど親密です。一年中まるで恋人同士のように寄り添って寝ている。ときどきはグレイのことを女の子と思っているらしく、ガ〜オ、ガ〜オとあやしげなダミ声をあげながらグレイに後ろからアタックしています。こら!こら!グレイはオスだよ!! 気の小さなグレイは逃げるもののすぐにアッシュにつかまってしまう。去勢したのに今でも時々家のどこかにマーキングをして困らせる。だが、そんな事を本人は気にもしないで甘えてくる、困ったヤツだな〜〜〜。



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中野新橋の頃

ノラの時、アッシュは警戒心がつよかった。駐車場で4匹そろって遊んでいたときも人が近づくと物陰にすぐ隠れていた。捕獲して部屋に連れてきたあとも慣れるのに一番時間がかかった。他の3匹がすぐに慣れてだっこされているのを見たりしながら少しずつ慣れていった。実は、猫たちは夜にしか見てなかったので当初メス猫と勘違いしていた。そんなこともあって捕獲の最後の一匹になった時、「かわいそうだから」と思い苦労してつかまえたのでした。そんな彼が今は一番の問題児になったのです。

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